Claudeは、文章、資料、メモ、指示を読ませて、整理や下書き、確認を頼める対話型AIです。
無料プランから始められるので、最初は課金せずに型の感覚を試せます。
私はコードが書けません。
現場仕事を一人で回しているので、毎回説明し直す時間が、そのまま作業の詰まりになります。
毎回、Claudeに同じ説明をし直している人向けです。
自分の会社のこと。
扱っている商品のこと。
好みの文章のトーン。
ものごとを決めるときの基準。
本当は一度渡したはずなのに、次に開くとまた最初から説明している。
この教材で変えるのは、Claudeの能力ではありません。
変えるのは、こちらの渡し方です。
その場で打つプロンプトは、会話が終わると流れます。
でも型にしておけば、同じ仕事が来るたびに、同じ前提を読み込ませられる。
自分の言葉づかい、自分の判断基準、自分のルールを、Claudeに毎回渡せる状態に近づけるわけです。
ここで作る成果物は一つです。
自分用の指示テンプレです。
20個すべてを暗記する必要はありません。
読みながら、今の仕事に近い型を選び、自分の作業に貼れる形へ変えていきます。
読者側で分類しなくて大丈夫です。
選ぶ、チェックを付ける、コピペして貼る。
そこまでで進むようにしています。
全部を一気に使う必要もありません。
今いちばん繰り返している作業を、ひとつだけ型にする。
そこからで十分です。
01まず押さえる設定系の型
型1:判断基準をAIに移す型
型名:判断基準をAIに移す型
いつ使うか:Claudeに毎回、自分の会社、商品、文章のトーン、判断基準を説明し直しているときに使います。
型を作るとは、自分の頭の中にある基準を一度書き出して渡すことです。
そのまま使える指示例:
あなたは私の判断基準を言語化し、Claudeで毎回使える型に整理する専門家です。
これから、私が繰り返し説明している前提、好みの文章のトーン、ものごとを決めるときの基準、仕事で守りたいルールを渡します。
固定で使う前提、仕事ごとに変える入力、人が判断すべき点に分けて整理してください。
渡す内容:
(ここに自分の会社・商品・文体・判断基準を書く)なぜ効くか。
Claudeは、前提がないと一般的な答えに寄ります。
固定で使う前提と、毎回変える入力を分けると、次の会話でも同じ基準から始めやすくなります。
つまずきポイント:最初から完璧な型にしようとすると止まります。
まずは、毎回いちばん説明し直している前提だけでいいです。
型は一度作って終わりではなく、使いながら足していくものです。
▼ここで手を動かす
01.01固定指示を作る
ここでは、自分で判断基準を整理しなくて大丈夫です。
毎回説明していることを、思いつく順に貼ってください。
私が毎回Claudeに説明している前提を、固定で使う指示テンプレにしてください。
分類はあなたが行ってください。
出してほしい形は、毎回読ませる前提、仕事ごとに変える入力、人間が最後に判断する点、次回から追記すべき項目です。
まだ曖昧なところは、無理に埋めず「要確認」と書いてください。
ここから私の状況です。
私の仕事:
扱っている商品やサービス:
よく頼む作業:
いつも説明し直していること:
AIの返答で嫌なところ:なぜ効くか。
読者が自分で「これは固定」「これは変動」と分けようとすると止まります。
先に材料だけ渡してClaudeに分けさせると、自分用テンプレの土台が残ります。
02文章を作る型
型2:書き出しを10通り出す型
型名:書き出しを10通り出す型
いつ使うか:最初の一文で手が止まったときに使います。
テーマを渡すと、違う入り口から書き出しを出せます。
そのまま使える指示例:
あなたは読者の心をつかむ書き出しを作る専門家です。
これからテーマを渡すので、興味、損得、意外性、具体性、問いかけなど、異なる入り口から書き出しの一文を10通り作ってください。
それぞれ何狙いの入り口かを一言添えてください。
テーマ:
(ここに書きたいテーマや切り口を記入)なぜ効くか。
「書き出しを考えて」だけだと、Claudeは似た入り口を並べがちです。
入口の種類を先に渡すと、読者の入り方が違う候補を比べられます。
つまずきポイント:テーマがぼんやりしていると、書き出しもぼんやりします。
何について書くのかだけでなく、どの切り口で読ませたいのかまで入れると使いやすくなります。
型3:読ませる連投に組み立てる型
型名:読ませる連投に組み立てる型
いつ使うか:言いたいことはあるが、どう並べれば伝わるか分からないときに使います。
発信をしない人は、長い説明を相手が順番に読める社内メモへ組み立てる型として読み替えてください。
そのまま使える指示例:
あなたはXで最後まで読まれる連続投稿を設計する専門家です。
これから伝えたい主張や文章を渡します。
冒頭で引き込み、途中で離脱させず、最後に行動を促す流れの連続投稿に組み立ててください。
1投稿ごとに分け、各投稿は140字以内にしてください。
伝えたい内容:
(ここに主張や文章を貼り付け)なぜ効くか。
長い文章をただ短く分けるだけでは、読ませる順番になりません。
冒頭、途中、最後の役割を指定すると、分割ではなく流れとして組み立てられます。
つまずきポイント:ただ短く分けるだけだと、連投ではなく分割された文章になります。
冒頭、途中、最後の役割を分けて渡すのが大事です。
型4:1本を全媒体に展開する型
型名:1本を全媒体に展開する型
いつ使うか:1本書いたあと、媒体ごとに作り直す時間を減らしたいときに使います。
発信をしない人は、同じ説明をメール、提案書、手順書、チャット返信へ展開する型として読み替えてください。
そのまま使える指示例:
あなたは1本の文章を各媒体向けに作り変える専門家です。
これから長めの文章を渡します。
次の形にそれぞれ作り変えてください。
1. Xの連続投稿
2. LinkedIn向けの落ち着いた投稿
3. メールマガジンの一節
4. 画像に添える短いキャプション3案
元の主張は変えず、各媒体の読まれ方に合わせてください。
元の文章:
(ここに長文を貼り付け)なぜ効くか。
媒体ごとに求められる長さや温度は違います。
ただし主張まで変えると別物になるので、先に「主張は変えない」と置くことで軸が残ります。
つまずきポイント:媒体に合わせることと、主張を変えることは別です。
元の主張を残したまま、読まれ方だけを変えるように頼みます。
型5:タイトルを採点する型
型名:タイトルを採点する型
いつ使うか:タイトルを勘で決めていると感じたときに使います。
入り口で読まれるかどうかが変わるからです。
そのまま使える指示例:
あなたはタイトルを設計し評価する専門家です。
これから文章の内容を渡します。
読まれやすいタイトルを、ハウツー型、数字型、問いかけ型、対比型、警告型など形式を変えて15個作り、それぞれ100点満点で採点してください。
最後に上位3個を、推奨理由を添えて挙げてください。
内容:
(ここに文章の趣旨を記入)なぜ効くか。
タイトルだけを考えると、強い言葉に寄りやすくなります。
本文の内容も一緒に渡すと、読まれる入口と中身のズレを減らせます。
つまずきポイント:タイトルだけを渡して採点させると、入口だけの評価になります。
文章の内容や趣旨も一緒に渡すと、ずれにくくなります。
▼ここで手を動かす
02.01文章の型を選ばせる
ここでは、4つの型から自分で選ばなくて大丈夫です。
今日書きたいものを貼って、Claudeに選ばせてください。
文章を作る4つの型から、今日の作業に合うものを一つ選んでください。
候補は、書き出しを作る、連続投稿にする、媒体展開する、タイトルを採点する、です。
選んだ理由、使う型、追加した方がよい条件、完成物の形を出してください。
その後、私がそのままClaudeに貼れる指示文に整えてください。
ここから私の状況です。
今日書きたいもの:
読ませたい相手:
使う場所:
いま困っていること:なぜ効くか。
型を選ぶ作業まで読者に任せると、そこで止まります。
Claudeに作業内容から型を選ばせると、今日使う指示テンプレまで一気に進みます。
03調べ物を整理する型
型6:調査の設計図を作る型
型名:調査の設計図を作る型
いつ使うか:調べ始める前に使います。
手当たり次第に検索する前に、見るべき地図を作るためです。
そのまま使える指示例:
あなたはリサーチを設計する専門家です。
これから調べたいテーマを渡します。
やみくもに調べる前の設計図として、見るべき情報源、答えを出すべき問い、注目すべき兆候、これが分かれば結論が変わる決定的な論点を整理してください。
調べたいテーマ:
(ここにテーマを記入)なぜ効くか。
調べ物は、最初に問いがないと情報だけが増えます。
先に見る場所と答える問いを決めると、集めた情報が判断に残ります。
つまずきポイント:いきなり情報を集め始めると、あとで何を見ればよかったのか分からなくなります。
最初に問いを決めてから調べる方が、判断に残る情報が増えます。
型7:資料の矛盾を見つける型
型名:資料の矛盾を見つける型
いつ使うか:集めた情報から主張を組み立てる前に使います。
自分の論の弱点を、誰かに突かれる前に見つけるためです。
そのまま使える指示例:
あなたは複数の資料を突き合わせて矛盾を見つける専門家です。
これから複数の資料や情報を渡します。
それらが食い違っている箇所、前提が噛み合っていない点を具体的に指摘し、どちらがより確からしいかの見立ても添えてください。
資料:
(ここに複数の資料を貼り付け)なぜ効くか。
資料を一つずつ読むだけだと、前提の違いに気づきにくいです。
複数の資料を同時に見せると、情報同士の食い違いを見つけやすくなります。
つまずきポイント:資料の数を増やすほど、前提の違いを見落としやすくなります。渡す資料ごとに、いつ、誰が、何の前提で書いたものかを先に分けさせます。
複数の資料を同時に渡し、食い違いを探す役割を明確にします。
型8:ノイズを取り除く型
型名:ノイズを取り除く型
いつ使うか:情報が溜まりすぎて、何が大事か分からなくなったときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは大量の情報から重要なものだけを選び出す専門家です。
これから集めた業界ニュースや文章をまとめて渡します。
本当に重要なものと、一時的に話題になっただけのものに仕分けし、なぜそう判断したかを一言添えてください。
最後に、全体から見えてくる傾向があればまとめてください。
集めた情報:
(ここにニュースや文章をまとめて貼り付け)なぜ効くか。
話題になっている情報と、判断に効く情報は別です。
最初から仕分けの軸を渡すと、ただの要約ではなく、使う情報と捨てる情報に分かれます。
つまずきポイント:話題になっているものと、判断に効くものは同じではありません。
「本当に重要なもの」と「一時的に話題になっただけのもの」を分けさせるのがこの型の役割です。
型9:思い込みを点検する型
型名:思い込みを点検する型
いつ使うか:何かを始める、投資する、世に出す、その前日に使います。
そのまま使える指示例:
あなたは計画に潜む思い込みを洗い出す専門家です。
これから計画や提案を渡します。
その中で「当然そうだ」と暗黙に置かれている前提を、本人が気づいていないものまで含めて一覧にしてください。
特に、もし間違っていたら計画全体が崩れる前提を最優先で指摘してください。
計画・提案:
(ここに計画や提案を貼り付け)なぜ効くか。
人は自分の前提ほど説明し忘れます。
「当然そうだ」を探す役割を渡すと、出す前に危ない前提を見つけやすくなります。
つまずきポイント:自分では前提だと思っていないものほど、Claudeにも渡し忘れます。
「当然そうだ」と置いている部分をあえて洗い出させます。
型10:情報源を格付けする型
型名:情報源を格付けする型
いつ使うか:弱い土台の上に主張を組みたくないときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは情報源の信頼性を評価する専門家です。
これから集めた情報源の一覧を渡します。
それぞれを信頼性、新しさ、関連性の3点で評価し、信じてよいもの、裏取りが必要なもの、使わない方がよいものに分類してください。
主張の土台に使うべき上位3つも挙げてください。
情報源の一覧:
(ここに情報源を列挙)なぜ効くか。
情報があることと、主張の土台にできることは別です。
信頼性、新しさ、関連性を分けて見ると、使うべき資料が絞れます。
つまずきポイント:信頼性だけで選ぶと、古い情報やテーマから外れた情報が混ざります。信頼性、新しさ、関連性を同じ重さで見ます。
信頼性、新しさ、関連性を分けて見ます。
▼ここで手を動かす
03.01調査の型を選ばせる
ここでは、調べ方を自分で設計しなくて大丈夫です。
調べたいテーマか、すでに集めた情報を貼ってください。
調べ物を整理する5つの型から、今の状況に合うものを選んでください。
候補は、調査の設計図を作る、資料の矛盾を見つける、ノイズを取り除く、思い込みを点検する、情報源を格付けする、です。
私がまだ調べ始めていないなら設計図から始めてください。
すでに資料があるなら、矛盾、ノイズ、情報源の評価のどれが必要かを判断してください。
ここから私の状況です。
調べたいテーマ:
すでに持っている情報:
最後に出したい判断:
怖い見落とし:なぜ効くか。
調べ物は、始める前と集めた後で必要な型が変わります。
状況ごとにClaudeへ選ばせると、検索する前の設計と、集めた後の整理が混ざりにくくなります。
04日々の業務を回す型
型11:業務手順書を起こす型
型名:業務手順書を起こす型
いつ使うか:自分にしかできない業務を、人に引き継げる形にしたいときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは業務手順書を作る専門家です。
これから頭の中やメモにある作業の流れを渡します。
他の人がそのまま実行できる手順書にしてください。
各手順に、担当、使う道具やファイルを添え、絶対に自動化せず人が判断すべき工程には印をつけてください。
作業の流れ:
(ここに作業内容を記入)なぜ効くか。
手順だけを並べると、人が判断すべき場所まで自動化されます。
担当、道具、人間判断を分けると、安全に任せられる形に近づきます。
つまずきポイント:全部を自動化しようとすると、逆に危ない手順書になります。
人が判断すべき工程を残すことまで、型に入れておきます。
型12:迷っている決断を整理する型
型名:迷っている決断を整理する型
いつ使うか:しばらく決められずにいる案件があるときに使います。
それは判断の枠組みがまだない合図かもしれません。
そのまま使える指示例:
あなたは意思決定を整理する専門家です。
これから迷っている案件を渡します。
感覚で決めずに済むよう、判断の基準、現実的な選択肢、それぞれの長所と短所、決める前に本当に必要な情報に整理してください。
最後に、いま決められるのか、まだ情報待ちなのかを判定してください。
迷っている案件:
(ここに決めかねている内容を記入)なぜ効くか。
選択肢だけ増やしても、決められる状態にはなりません。
判断基準と不足情報を分けると、今決めるべきか、まだ待つべきかが見えます。
つまずきポイント:選択肢を増やすだけでは、決められる状態にはなりません。
いま決められるのか、情報待ちなのかまで判定させます。
型13:議事録から要点を抜く型
型名:議事録から要点を抜く型
いつ使うか:会議が終わるたびに使えます。
そのまま使える指示例:
あなたは会議の議事録から要点だけを抜き出す担当です。
これから会議の文字起こしかメモを渡します。
次の4点を、それぞれ箇条書きで抽出してください。
1. 決まったこと
2. 誰が何を担当するか
3. 止まっている・保留中の案件
4. 誰もはっきり言わなかったが今後効いてきそうな懸念
該当がない項目は「なし」と書いてください。
要約や感想は不要です。
会議内容:
(ここに議事録を貼り付け)なぜ効くか。
「要約して」だと、きれいな文章になって終わることがあります。
実務で必要な項目を先に分けると、次に動くための情報が残ります。
つまずきポイント:要約を頼むと、きれいな文章にはなりますが、実務で必要な抜け漏れが残ることがあります。
決まったこと、担当、保留、懸念に分けて抜かせます。
型14:価格に耐久テストをかける型
型名:価格に耐久テストをかける型
いつ使うか:新しい価格を出す前や、理由の分からない失注が続くときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは価格設定を多角的に検証する専門家です。
これから今の価格設定を渡します。
次の3つの立場から、それぞれ何を感じ何を言ってくるかを書き出してください。
1. 高すぎると感じる顧客
2. 安いと品質が不安と疑う顧客
3. 値下げで攻めてくる競合
最後に、この価格が実際には何を伝えてしまっているか、変えるべき点を提案してください。
今の価格設定:
(ここに価格や料金体系を記入)なぜ効くか。
価格は高いか安いかだけで見ても判断が粗くなります。
高いと感じる人、安さを不安に思う人、競合からの見え方を分けると、価格が伝えている意味が見えます。
つまずきポイント:「高すぎる」と言う人だけを見ると、価格の意味を取り違えます。
安さへの不安や、競合から見た見え方も同時に出します。
型15:提案を研ぎ澄ます型
型名:提案を研ぎ澄ます型
いつ使うか:「興味あります」で止まって、受注や次の行動に進まないときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは提案の価値を明確にする専門家です。
これから商品やサービスの説明を渡します。
価値が誤解されようのない表現に磨き直してください。
あわせて、こちらが売っているつもりのものと、相手が買うと受け取るものの間にあるズレを指摘してください。
商品・サービスの説明:
(ここに説明を貼り付け)なぜ効くか。
説明をきれいにするだけでは、提案は強くなりません。
売っているつもりのものと、相手が買うと感じるもののズレを見ると、行動につながらない理由が見えます。
つまずきポイント:文章を整えても、相手が買う理由まで変わるとは限りません。こちらの説明と、相手が受け取る価値のズレを先に見ます。
こちらが売っているつもりのものと、相手が買うと受け取るもののズレを見ます。
▼ここで手を動かす
04.01業務の型を選ばせる
ここでは、日々の業務をどの型にするかを自分で決めなくて大丈夫です。
止まっている作業をそのまま貼ってください。
日々の業務を回す5つの型から、今の作業に合うものを選んでください。
候補は、業務手順書、決断整理、議事録の要点抜き、価格の耐久テスト、提案の磨き直しです。
選んだ型を使って、私がそのままClaudeに貼れる指示文にしてください。
ここから私の状況です。
今止まっている業務:
本当は出したい成果物:
関係する人:
最後は誰が判断するか:
失敗すると困ること:なぜ効くか。
業務の型は、作業そのものより「何が詰まっているか」で変わります。
Claudeに詰まり方から型を選ばせると、手順化、判断、提案改善のどこから入るべきかが分かれます。
05引き継ぎと提出前の型
型16:中身を解読させる型
型名:中身を解読させる型
いつ使うか:中身を理解しないまま引き継いでしまったときに使います。
難解な文書なら、ジャンルを問わず使えます。
そのまま使える指示例:
あなたは複雑な資料を分かりやすく解説する専門家です。
これから中身の分からない資料を渡します。
引き継ぎ資料、前任者の表計算ファイル、入り組んだ契約書など、資料の種類に合わせて読んでください。
2段階で説明してください。
1. 使う人向け:これが何をするもので、どう使えばいいか
2. 引き継ぐ人向け:なぜこういう作りになっているか、変更するとき注意すべき点
専門用語は避けて説明してください。
解読したい資料:
(ここに資料の中身を貼り付け)なぜ効くか。
使う人と引き継ぐ人では、必要な説明が違います。
読む相手を分けると、操作方法と背景が混ざりにくくなります。
つまずきポイント:説明の相手を分けないと、使う人にも引き継ぐ人にも中途半端になります。
使う人向けと、引き継ぐ人向けを分けて出させます。
型17:提出前にチェックさせる型
型名:提出前にチェックさせる型
いつ使うか:上司や取引先に出す直前に使います。
そのまま使える指示例:
あなたは提出物を提出前に点検する専門家です。
これから企画書、提案書、成果物を渡します。
次の点で点検してください。
1. 抜け漏れ
2. 見落としているリスク
3. 説明が弱く誤解されそうな箇所
4. 出す前に一度関係者に相談すべき重要な判断ポイント
重要度の高い順に挙げてください。
点検したい提出物:
(ここに提出物を貼り付け)なぜ効くか。
提出直前は、自分の目だと欠けているところが見えにくくなります。
見る項目を指定すると、きれいな感想ではなく、出す前に直す場所が出やすくなります。
つまずきポイント:自分の視点だけで読むと、抜け漏れや誤解されそうな箇所を見落とします。
重要度の高い順に出させると、出す前に見るべき場所が絞れます。
型18:原因を突き止める型
型名:原因を突き止める型
いつ使うか:同じ問題で長く手が止まっているときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは問題の根本原因を突き止める専門家です。
これからうまくいっていない状況を渡します。
その場しのぎの対処を出す前に、なぜそれが起きているのかを順を追って診断し、根本原因の候補を可能性の高い順に挙げてください。
各候補について、それを確かめる方法も添えてください。
うまくいっていない状況:
(ここに状況を具体的に記入)なぜ効くか。
先に対処を出すと、目の前の症状だけを直して終わることがあります。
原因候補と確かめ方を出させると、次に見るべき場所が具体化します。
つまずきポイント:先に対処を出させると、その場しのぎになります。
なぜ起きているのかを順に診断させてから、原因候補を見ます。
▼ここで手を動かす
05.01点検役を選ばせる
ここでは、提出前に何を見るべきかを自分で設計しなくて大丈夫です。
資料や状況を貼り、Claudeに点検役を選ばせます。
引き継ぎと提出前の3つの型から、今の状況に合うものを選んでください。
候補は、中身を解読する、提出前にチェックする、原因を突き止める、です。
選んだ型を使って、私がそのまま貼れる点検用プロンプトにしてください。
ここから私の状況です。
扱っている資料や成果物:
これから起きること:
相手に誤解されたくない点:
自分では不安な点:
最終判断する人:なぜ効くか。
提出前や引き継ぎ前は、読む目的を間違えると見落としが残ります。
Claudeに状況から点検役を選ばせると、読むべき角度が先に決まります。
06考えを深める型
型19:二手先三手先を読む型
型名:二手先三手先を読む型
いつ使うか:この先30日より長く影響する決断のときに使います。
一手先で止まらず、影響の連鎖を見たいときの型です。
そのまま使える指示例:
あなたは物事の連鎖的な影響を読む専門家です。
これからある決断や流れを渡します。
それが直接引き起こすこと、その結果さらに起きること、さらにその先まで、影響の連鎖を整理してください。
特に、多くの人が見落とす2つ先、3つ先の影響を重点的に挙げてください。
決断・流れ:
(ここに対象を記入)なぜ効くか。
目の前の変化だけを見ると、あとから効いてくる副作用を見落とします。
2つ先、3つ先まで出させると、今の判断が後で何を変えるかを考えやすくなります。
つまずきポイント:直接起きることだけを見ると、判断が浅くなります。
見落としやすいのは、その次、そのさらに先で起きることです。
型20:思考の枠組みを当てはめる型
型名:思考の枠組みを当てはめる型
いつ使うか:同じ角度から考え続けて、煮詰まったときに使います。
そのまま使える指示例:
あなたは問題に最適な考え方の枠組みを選んで当てはめる専門家です。
これから行き詰まっている問題を渡します。
世の中にある考え方の枠組みの中から、この問題に最も効くものを3つ選び、それぞれを実際に当てはめて、どんな見立てが出てくるかを示してください。
枠組みの名前を並べるだけにせず、当てはめた結果を出してください。
行き詰まっている問題:
(ここに問題を記入)なぜ効くか。
同じ角度で考え続けると、出てくる答えも似ます。
枠組みを選ぶところからClaudeに任せると、名前だけでなく、別角度からの見立てまで出せます。
つまずきポイント:枠組みの名前だけを並べても、現実の判断には使えません。
必ず、実際に当てはめた結果まで出させます。
▼ここで手を動かす
06.01深掘り型を選ばせる
ここでは、どの考え方で深掘りするかを自分で選ばなくて大丈夫です。
長く影響しそうな決断か、行き詰まっている問題を貼ってください。
考えを深める2つの型から、今の状況に合うものを選んでください。
候補は、二手先三手先を読む、考え方の枠組みを当てはめる、です。
選んだ理由、見るべき問い、出すべき成果物、今は決めない方がよいことを整理してください。
ここから私の状況です。
考えたいテーマ:
いま迷っていること:
影響が出そうな期間:
すでに考えたこと:
これ以上同じ考え方で進めたくない理由:なぜ効くか。
深掘りは、ただ長く考えることではありません。
どの角度から見るかを先に決めると、考えた結果が行動や保留に落ちます。
07最初の1週間の使い方
最初から20個全部を使おうとしなくていいです。
まずは自分が一番繰り返している作業を、ひとつだけ型にするところからで十分です。
最初に見るのは、型1です。
毎回説明し直している前提、文体、判断基準を、Claudeに渡せる形にします。
ここがあると、あとから使う型の出力も自分の感覚に近づきやすくなります。
07.01使う型を一つ選ぶ
次に、いま一番時間を取られている領域を選びます。
文章で止まっているなら、書き出し、連続投稿、媒体展開、タイトルのどれかを使います。
調べ物で散らかっているなら、調査の設計図かノイズ除去から始めます。
日々の業務で同じ作業が繰り返されているなら、手順書、議事録、決断整理のどれかが入り口になります。
慣れてきたら、毎回使う型として登録します。
その場で貼って使うだけでも動きますが、関係する仕事のたびに自動で読み込めるようにしておくと、説明し直しが減ります。
方法は2つです。
07.02型を保存して使う
1つ目は、型をObsidianやメモアプリに保存し、毎回Claudeへの最初のメッセージとして貼る方法です。
これは無料でできます。
2つ目は、Claudeのプロジェクト機能の指示欄に貼っておく方法です。
こちらは有料プラン向けです。
どちらでも、毎回ゼロから説明し直す回数を減らすことが目的です。
大事なのは、使う型を増やすことではありません。
毎回消えていた指示を、次の仕事にも残る形に変えることです。
▼ここで手を動かす
ここでは、最初の1週間の計画を自分で組まなくて大丈夫です。
当てはまるものに印を付けてから、下のプロンプトに貼ってください。
今いちばん繰り返している作業:
- □ 文章を書く
- □ 投稿やメールへ展開する
- □ 調べ物をする
- □ 資料を読む
- □ 会議やメモを整理する
- □ 決断する
- □ 提案を作る
- □ 提出前に確認する
いま一番困っていること:
- □ 毎回説明し直している
- □ 最初の一文で止まる
- □ 情報が散らかる
- □ 何を信じていいか分からない
- □ 手順が自分の頭の中にしかない
- □ 提出前に不安が残る
- □ 原因が分からない
- □ 考え方が同じところを回る
私の最初の1週間のClaude活用計画を作ってください。
上で印を付けた内容をもとに、1日目に作る固定指示、2日目から7日目に試す型、毎回残す成果物、1週間後に見直す点に分けてください。
最後に、私がObsidianやメモアプリへ保存できる「自分用指示テンプレ」を1つ作ってください。
ここから私の状況です。
繰り返している作業:
困っていること:
使いたい型:
保存したい場所:なぜ効くか。
1週間分に区切ると、20個を全部使おうとしなくて済みます。
最初に固定指示を作り、次に1つずつ試す流れにすると、自分用テンプレが手元に残ります。
08おわりに
AIに課金するか、どのプランを選ぶかで迷っている場合は、先に課金判断の軸を整理してください。
この教材は、その次にClaudeへ何を任せるかを決めるための、使い方の型集です。
単体でも使えます。
ただし、型は集めるだけでは変わりません。
使う型を増やすことよりも、毎回消えていた指示を残すことの方が大事です。
08.01次の作業に残す
まずは型1で、自分の判断基準をClaudeに渡せる形にする。
次に、今日の仕事に近い型を一つ選ぶ。
最後に、その指示をメモへ保存する。
ここまでできれば、次回から同じ説明を少し減らせます。
小さく見えますが、一人で仕事を回していると、この差が大きいです。
毎回ゼロから説明し直す時間が減るだけで、Claudeは相談相手から作業の続きに近づきます。
▼ここで手を動かす
08.02一枚の指示にまとめる
最後に、ここまでで作ったものを一つにまとめます。
足りないところはClaudeに「要確認」と書かせてください。
ここまでの内容を、私専用のClaude指示テンプレにまとめてください。
形式は、毎回読ませる前提、今日の作業、使う型、出してほしい成果物、禁止事項、人間が最後に判断する点、次回追記すること、に分けてください。
分からない部分は「要確認」と書いてください。
ここから私の材料です。
固定で使いたい前提:
今日使う型:
今日出したい成果物:
AIにやってほしくないこと:
最後に自分で見る点:なぜ効くか。
最後に一枚のテンプレへまとめると、読んで終わりになりません。
次の作業でそのまま貼れる形にすると、型が知識ではなく実務の入口になります。